タロットカードの構成で説明した小アルカナについて、もう少し詳しくお話しておきます。
続きを読む縦書きの記事を作成したりするために文章を画像化するには、いろいろな方法があるのですが、いざ画像化してみようと思うと、どのようにしたらいいのかわからなかったりするかもしれません。あるいは、画像を扱うのだからペイントソフトなどを使えばいいというところまでは思いついたとしても、なかなかうまくいかなかったりするでしょう。そこで今回は、文章を画像化するために実際に私が行っている方法を、参考までに書いておきます。
続きを読むブログの記事をスタイルシートで縦書きにしたり、フォントの指定をしたり、スムージングが有効になるように工夫をしてみたりと、デザインに関する記事をいろいろ書いてきましたが、いずれの場合もブラウザやOSなどの環境によって表示が変わってしまうのが難点です。そこで、デザインにこだわりたい場合の最終的な手段として、文章を画像化してしまうという方法があります。
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Webページ内でフォントを指定する事で効果的な表現が可能になる場合もありますが、そのメリットの一つとして、文字のスムージングについてお話しておきたいと思います。ここで言うスムージングというのは、コンピュータの画面上で表示される文字をきれいに表示させるための技術のことで、一般的にはアンチエイリアシングなどと呼ばれています。
ブログの特長ともいえると思うのですが、いろんなブログを見ていると、たいていのページにはメインとなる記事以外にいろんな物が組み込まれています。非常に機能的で便利ではあるのですが、どうもごちゃごちゃしていて見にくいとは思いませんか。
タロットといえば占いだと考えても良いと思いますが、その「タロット」を「こころ」のカテゴリとするのには理由があります。
こころとは何か? 漢字で書けば「心」ですが、人間の中心にあるのは心臓です。心臓というのは、解剖学的に言えば血液を送り出すポンプに過ぎないのですが、こころを宿す臓器でもあるのです。人のこころは頭の中ではなく、胸の中にあるわけです。
「世界の中心で、愛をさけぶ」などという小説が話題になったこともありました。私はその小説を読んだことはないし、ドラマや映画も見たことはないので、内容に関しては全く知らないのですが、はたして「世界の中心」とは、いったいどこにあるのでしょう? 私は、世界の中心は、全ての人の、一人一人の胸の中にあると思っています。こころこそが、世界の中心なのです。
誰の胸の中にも世界の中心があるとするなら、たった一つであるはずの中心が無数に存在することになります。一見矛盾しているようですが、これは真実です。なぜなら、この世界がこころそのものだからです。われわれは、その世界の一部でもあり、全てでもあり、中心でもあるのです。それを区別し、どこかに中心を定めようとしているのは脳の働きに過ぎません。頭の中で考えてばかりいる理屈っぽい人には、なかなか理解できないことかもしれませんね。
タロットカードは世界を映し出す鏡です。あるいは、世界を映し出すホログラムといった方が良いかもしれません。世界がこころそのものであるなら、カードは人のこころも映し出すのです。カードを通じて人のこころに触れるもの、それが、タロット占いです。
こころの問題は、人間の知識だけで理解できるものではありません。頭で考えるのではなく、胸で考えなければならないのです。タロット占い師になるために膨大な知識を頭に詰め込んだとしても、それはほとんど役には立たないでしょう。むしろ、それらの知識を全て捨ててでも、こころの問題に向き合う覚悟が必要なのです。
タロットの二十二枚ある大アルカナの物語では、0番目の「愚者」が、二十一の魂の旅路の果てに、最後には「世界」へと到達します。こころとは何か? その問いに対する答えが、そこに示されているのかもしれません。