2007年02月21日

VII 戦車 (The Chariot)

VII 戦車

大アルカナ 7 番目のタロットカードは "The Chariot" です。日本語では「戦車」という呼び名が定着していますが、近代の戦争で使われていたような、鋼鉄の装甲で覆われた大砲付きの戦車のことではありません。

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2006年04月30日

VI 恋人 (The Lovers)

VI 恋人

大アルカナ6番目のカードは "The Lovers" です。直訳して「恋人たち」という日本語のタイトルもありますが、一般的には「恋人」と呼ばれることの多いカードだと思います。占い師が受ける相談の多くは恋の悩み。占い中に「恋人」などというカードが出たりすれば、つい期待がふくらんでしまうことでしょう。

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2005年09月17日

V 法王 (The Hierophant)

V 法王

大アルカナ5番目のカードは "The Hierophant" です。直訳すると「(古代ギリシャの)神秘儀式の司祭」ということらしいのですが、伝統的な呼び名に習って、日本語では「法王(または教皇)」と呼ぶことにしています。2番目の「女司祭長」と対になるカードとして「司祭長」と呼ばれることもあります。

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2005年08月30日

IV 皇帝 (The Emperor)

IV 皇帝

大アルカナ4番目のカードは "The Emperor" です。日本語では「皇帝」ですね。このカードも歴史上の人物に照らし合わせてイメージすることができるので、解釈はそれほどむずかしくはないと思います。

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2005年08月25日

III 女帝 (The Empress)

III 女帝

大アルカナ3番目のカードは "The Empress" です。日本語では「女帝」となります。女帝であれば歴史上実在の人物もたくさんの例があるので、イメージしやすいと思います。

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2005年08月15日

II 女司祭長 (The High Priestess)

II 女司祭長

大アルカナの2番目のカードは "The High Priestess"です。直訳すると、「高位の女性僧侶(修道女)」ですね。「女教皇」、「女祭司」、「女司祭長」などと呼ばれていますが、どれもしっくりとしません。というのも、そもそも女性の教皇というのは歴史上実在していない(伝説や非公認の女性教皇は存在します)ことになっています。祭司とか司祭とか言っても、いまいち日本人の私にはぴんと来ません。とりあえず、私は「女司祭長」と呼ぶことにしています。

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2005年08月10日

I 魔術師(The Magician)

I 魔術師

大アルカナで1の番号を与えられたカードが、この "The Magician" です。日本語では「魔術師」と呼ばれることが一般的ですが、「奇術師(手品師)」、「ペテン師」、「職人」などと呼ばれることもあります。

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2005年08月03日

0 愚者 (The Fool)

0 愚者

大アルカナ22枚の中から最初に紹介するのは、ゼロ番のカード、 "The Fool" です。日本語では「愚者」という呼び方が一般的ですが、わかりやすくいうと道化師とかピエロのことですね。頭の悪い人物というよりは、おどけた人物といった感じでしょうか。

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2005年07月13日

こころ - The World

タロットといえば占いだと考えても良いと思いますが、その「タロット」を「こころ」のカテゴリとするのには理由があります。

こころとは何か? 漢字で書けば「心」ですが、人間の中にあるのは臓です。心臓というのは、解剖学的に言えば血液を送り出すポンプに過ぎないのですが、こころを宿す臓器でもあるのです。人のこころは頭の中ではなく、胸の中にあるわけです。

「世界の中で、愛をさけぶ」などという小説が話題になったこともありました。私はその小説を読んだことはないし、ドラマや映画も見たことはないので、内容に関しては全く知らないのですが、はたして「世界の中」とは、いったいどこにあるのでしょう? 私は、世界の中心は、全ての人の、一人一人の胸の中にあると思っています。こころこそが、世界の中なのです。

誰の胸の中にも世界の中心があるとするなら、たった一つであるはずの中心が無数に存在することになります。一見矛盾しているようですが、これは真実です。なぜなら、この世界がこころそのものだからです。われわれは、その世界の一部でもあり、全てでもあり、中心でもあるのです。それを区別し、どこかに中心を定めようとしているのは脳の働きに過ぎません。頭の中で考えてばかりいる理屈っぽい人には、なかなか理解できないことかもしれませんね。

タロットカードは世界を映し出す鏡です。あるいは、世界を映し出すホログラムといった方が良いかもしれません。世界がこころそのものであるなら、カードは人のこころも映し出すのです。カードを通じて人のこころに触れるもの、それが、タロット占いです。

こころの問題は、人間の知識だけで理解できるものではありません。頭で考えるのではなく、胸で考えなければならないのです。タロット占い師になるために膨大な知識を頭に詰め込んだとしても、それはほとんど役には立たないでしょう。むしろ、それらの知識を全て捨ててでも、こころの問題に向き合う覚悟が必要なのです。

21 世界

タロットの二十二枚ある大アルカナの物語では、0番目の「愚者」が、二十一の魂の旅路の果てに、最後には「世界」へと到達します。こころとは何か? その問いに対する答えが、そこに示されているのかもしれません。

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2005年07月09日

大アルカナについて

大アルカナ22枚

大アルカナについて簡単に解説しておきます。

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